授業の展開
より多くの情報は、「国語が大切」に掲載していますので、そちらを是非ご覧ください。
🔶 より良い話し合いのために書く 手引作成 5年 「いちばん大事なものは」 光村図書
よりよい話し合いのためには、自分の考えをノートにしっかりと書くことが大切になってくる。
感想や思い付きではなく、理由や根拠等を明確にした自分の考えを書くことが、より良い話し合いのために大切な条件となってくる。
そのために、次のような文章の書き方の手引きを用意した。
話すこと・聞くこと 一番大事なものは ノートへの手引き.pdf (0.48MB)
このように、自分の考えをノートに書く手引きを作成し児童に示すと、児童は自分の考えを書くようになる。
子どもにとって書くことが難しいのは、何をどのように書けばいいのか分からないからである。だから、誘い水のように書くイメージを与えてやることが大切になってくる。
指導者の指導でよくないと思われるものは、「何でもいいから書け」「好きに書けばいい」等の指導である。豊かでお互いの思考を刺激するような話し合いにするためには、上記のように、自分の考えをノートに書くために手引きを示してやるとよい。
上の手引きのような型を一つ用意していると、他の学習にも役立ってくる。
例えば、この単元のあとに「みんなで楽しく過ごすために」という「話すこと・聞くこと」の単元が出てくるが、少し内容を変えて手引きを作ればよい。転用が聞くのである。こういう積み上げをしていけば、より充実した学習が望めるであろう。
回数を重ねれば、手引きを作成しなくても、どんどんと書き進めることができると考える。
🔶 字形の整った字を書くコツ
あまり教科書など褒めない私ですが、今回、6年生の書写を教えていて「これは良い!」と思わず膝を打ちました。その教科書は、東京書籍の書写の教科書です。6年の教科書『新しい書写』⑦の「字形の整え方」は良かったです。恐らく、小1~小6までの字形の指導についてのまとめだと思います。しかし、各学年で単発に教えられても身に付きにくいものです。しかし、一堂に会してまとめられると一つ一つが納得のいくものばかりでした。当に指導に役立てられるものでした。
この内容に、教師生活40年の知見をプラスしてまとめたのが下のPDF「字形を整えるコツ」です。
このPDFは、是非多くの先生方に活用していただきたいと考えています。
自分の字は少し乱れているな。もっといい字が書きたいな。子どもに恥ずかしい。子どもにポイントを押さえて指導したい。等々、日頃からお考えておられる先生は是非参考にしてください。必ず役に立つと思います。
そして。多くの先生方にご紹介ください。我が国の子どもたちの字が、こういう時代だからこそ、また将来に向けて、整った正しく美しい字になるように期待してやみません。
先生方、どうぞよろしくお願いいたします。
字形を整えるコツ.pdf (0.56MB)
🔶 A1 授業の成否は「発問」で決まる
授業の成否は「発問」で決まると言っても過言ではないでしょう。しかし、どうやって「発問」を作っていいのか分からない先生もおられることでしょう。私もそうでした。しかし、あるコツがつかめると、授業を成功に導く「発問」が作れるようになります。
ここでは、以下の項目で皆さんにお伝えします。
1.「質問」と「確認」と「発問」の違い
2.「気持ち」発問はしない
3.「感想」を安易に使わない
4.「考え」「考えたこと」を使う
5.発問は「どん・どれ・どっち」で考える
展開A1 発問について.pdf (0.26MB)
🔶 B1 「かんがえるっておもしろい」(谷川俊太郎作)の授業の展開
さて、光村図書5年生の教科書に最初に登場するのは「かんがえるって おもしろい」(谷川俊太郎作)という詩です。この詩を授業でどう展開するか、私だったらこうするというものを作ってみました。是非参考にしてみてください。音読を重視した授業の展開を考えてみました。
展開B1 詩「「かんがえるって おもしろい」(谷川俊太郎作)の展開.pdf (0.14MB)
どうぞ、皆さん上記のPDFをお読みください。
年度初めの魅力ある授業の展開にお役に立てれば幸いです。
関連はPDFはメニュー【音読指導】【詩歌の指導】にも載せていますので併せてご覧ください。
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